あなたはPS3買いますか?

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060509/scea.htm
PS3の詳細、そして発売日と価格が発表になった。発売日は11月11日。価格は廉価版が62,790円、ハイスペック版がオープンプライス(75,000円ぐらい?)。
ただのゲーム好きとしての感想は「高〜っ!」以外がでてこない。1台のゲーム機と考えるとこんな金額を払うのは相当なマニアさんぐらいちゃうやろか。ま、そこはそこ。SCEの社長さんがこちらのインタビューでも答えておりますが、PS3はゲーム機のくくりではないそうなんで。確かにネットワーク機能やHDDの標準搭載などゲーム機どころかPCと呼んでも差し支え無そうなスペック、次世代DVDと言われるブルーレイディスク対応などただのゲーム機には贅沢な仕様だと思う。PCでもない、ゲーム機でもない、SONYが考える家庭に置かれる新しいツールがPS3と言う形なんだと思う。そう考えるとこの値段も高くないかもしれない。
しかしどうなんやろ。スーパーファミコンからPSへは「2Dから3Dへ」「高価格だったROMカートリッジから安価なCD-ROMへ」、PSからPS2へは「粗い画面から綺麗な画面へ」「ビデオテープからDVD-VIDEOへ」と一般のユーザーに伝わりやすい変化だったと思う。しかし今回の変化は「今までより綺麗ですよ」といった程度で、一般のユーザーには伝わりにくそうだ。ブルーレイもすでにDVDを持っている人が新たに欲しくなるほどの質的変化には乏しいと思う。「ユーザーの予想を裏切り、期待を裏切らない」ってのは理想の展開なんやけど、「ユーザーの予想の範囲内で、期待を裏切る」なんてことになってないのだろうか?
SCEの社長さんが「高級レストランと社員食堂を比べるのはナンセンス」と言っているが、高級レストランなんて滅多に行けない人が大勢いることを考えていない発言にも思える。
あ、それで結局買うかどうかって?とりあえずワシはソニーの初期ロットは怖いんで手を出さない。しばらくは様子見って無難な線で。