旭堂南半球のガンダム講談一年戦争〜第七昼〜ソロモンの章

前回に予約がとれなかった反省を活かし早めに予約をしたので、今回は問題なく入場できました。ちなみに今回はカミサンのママ友のガンダム好きな旦那さんを誘っての二人での参加となりました。
宝井琴柑さんの古典講談「村越茂助 左七文字の由来」。相変わらずの見事な語りっぷり。全く知らない話でしたが、すんなりと世界に入り込めて楽しめました。
そして南半球さんのガンダム講談は普段よりも一席多い「ビグザム出撃」「ソロモンの悪夢」「マクベの武士道」の三席。まずはスレッガーの「これって戦争なのよね」にドズルの「やらせはせんぞぉ〜!」で会場の温度は急上昇。次にPS2のゲームのエクストラステージをモデルにしたガトーが活躍するソロモンの悪夢。そして最後に「あの壺は…」で盛り上がったところで次回へ続くと。ビグザムの大型メガ粒子砲の圧倒的さ具合の表現や、ギャンのゲームっぽい動きの表現が面白かったなぁ。最初は酒を飲んでる客席に対抗して酔っぱらい気味で登場した南半球さんがだんだんシラフに戻ってくのも面白かった。
んで更に今回は普段は大阪での公演のみに参加しているアカハナ・イワハシさんが上京してくれて登場。芸人さんではなく、普段は高校の国語の教師をしているというこの人がやるのが「ガンダム即興絵描き」。ガンダムのメカで何を描いてほしいかリクエストを聞いて、それを記憶だけで適当に描きながら適当に日常のことを愚痴るというよくわからん芸。
んでこの愚痴が楽しいんだ。学校の生徒がアホやとか、ウチの学校の女子は非行か引き蘢りなんで全くドキドキしないとか、本当に下らないことを楽しく話してくれる。そんな彼が学校が春休みの時期やからとわざわざ東京まで来てくれて会場にリクエストを聞いたら、さっと手をあげた一人目の答えが「ザンボット3」。全然ガンダムじゃない。「だから「ガンダム即興絵描き」だって言ってるだろうが、空気を読め!」とネタっぽく怒る彼。んで次に手を挙げた奴がどう空気を読んだのかリクエストしたのが「イデオン」。「だから「ガンダム即興絵描き」だって言ってるだろうが!イデオンも描けるよ、描きゃいいんだろ!」とイデオンやザンボット3を描きながらお話が始まりました。この後は一応ガンダムにもどるものの、でてくるリクエストが「ファンファン」やら「ズムシティ」やら「グラナダ」と変なものばかり。最初の二人がふざけたせいで変なコーナーになってしまいましたとさ。アカハナ・イワハシさん、これに懲りずにまた阿佐ヶ谷に来てくださいね。んで写真はワシが描いてもらったイデオンです。そう、二人めはワシです。「空気を読めっ!」ってのはボケろって意味で受け取ったんですが間違ってたんでしょうか?イデオンを描いてくれてありがとうございます。
ついに次回は最終回。あ、今までの電話予約からネット予約に変更になったので家に帰って速攻で予約しておきました。ちなみにママ友の旦那さんも一緒に予約。気に入っていただけたようで良かったです。ちょっと時間は空きますが、今から楽しみにして待ってます。