根津と弥生美術館

久々に休日だったので外出して根津に行ってきた。11時過ぎに根津に到着。根津に着くと「根津・千駄木 下町まつり」の幟が目に付く。どうやら今日はお祭りらしい。お祭りが目的ではないので、まずはお昼ご飯で腹ごしらえ。
向かったのは讃岐饂飩の「根の津」。ネットで見つけてうまそうだったので、根津に行くことがあれば行ってみたいと思っていた店だ。行列ができることもあるらしいが、早めの時間だったおかげか相席だが並ぶことなく入店。四人掛けの席の相席の相手は母(50代)娘(30前後)の親子っぽい2人。娘の前には何故か薄汚れたウサギの人形が置かれていた。とりあえずメニューをみると頼むつもりだった「温冷二種うどん」ってのが、今日はお祭り期間中用のメニューだったためにない!仕方なくワシは「揚げ餅ぶっかけうどん(冷)」を、カミサンは「きつねうどん(温)」を注文することに。待っていると相席の向かいに座っている母(50代)娘(30前後)にうどんが提供された。すると娘(30前後)は「うどん」と「薄汚れたウサギの人形」を並べはじめた。何かと思うと携帯電話で記念写真をパチリ。この娘さんはどこの店でもこうやって写真を撮ってるんだろうか?ちょっと怖いのであえて目の前のことには触れずにカミサンと話をしてるとこちらのうどんも到着。まずはズズッといってみる。うまい。冷たく締められた腰の強い麺は滑らかで、すすると醤油と薬味の風味が鼻に抜け噛み締めると小麦の味が舌に拡がる。次にカミサンと交換して温かいうどんを一口貰う。こちらもうまい。ただ温かいと固めの麺がちょっと気になる。出汁も非常に美味しいのだが、うどんの出汁にしては鰹節か鯖節っぽい香りがやや強く感じた。麺はもう少し柔らかめが、出汁はもう少し香りが抑え目だとドンズバに好きな味だったのだがしょうがない。そのへんの個人的な趣味をのぞけば、非常に美味しいうどんでした。

そのあとデザートに近くの根津のたいやきで鯛焼きを購入。ハフハフしながら歩いて根津神社に行くも、こちらもお祭りですごい人。諦めて当初の目的だった弥生美術館へ向かうことに。弥生美術館は根津と本郷の間にある小さな美術館。こちらで今「『少年倶楽部』から『りぼん』まで ふろくのミリョク☆展」ってのをやってるので観に行ったのだ。少年誌の付録は戦前のものがほとんどなのだが、その中でも戦艦三笠のペーパークラフトには50cmを超えるその巨大と精巧さに度肝を抜かれた。撮影をできないのが非常に残念。少女誌の付録は戦前から戦後、昭和60年代や平成のものまで。カミサンはドンズバの80年代のりぼんの付録に懐かしそうにしてた。規模は大きくないけれど、なかなか面白い企画で楽しかった。

▼讃岐饂飩 根の津(All About グルメ 散歩道のうどん屋
http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20040415A/
▼弥生美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/